車のバッテリーを交換してみました
車のバッテリーは消耗品です
車のバッテリーの寿命は、大体2~3年と言われていますが、私の場合、3年目の冬の朝にセルモーターが回せなく成った経験が有ります。
なので、予備充電など、面倒な作業を考えると、1つのバッテリーで、2回冬を越すように交換するのが安全です。
バッテリーが新しいうちに、2回目の冬を超える為には、秋から冬の入り口の交換がより安心して使えると思います。
- 車のバッテリーは消耗品です
- 最近は、メンテナンスフリーのバッテリーが殆どです
- バッテリーを単純に外すと、車によっては、設定データが消えてしまう場合があります
- 市販されている、「メモリーバックアップ」を使えば、メモリーを消さずにバッテリーの交換が出来ます
- バッテリーには、外形サイズ、容量で、型番が付けられています
- バッテリーの交換は、簡単です。(メモリーバックアップを使った場合の順番です)
- まとめ
最近は、メンテナンスフリーのバッテリーが殆どです
最近、カーショップや、ホームセンターで売られている車用のバッテリーは、殆ど、メンテナンスフリーと呼ばれる補充液を補充する必要のないタイプです。
又、売られている状態で、完充電状態なので、充電器で充電する必要ななく、交換して直ぐにエンジン始動が可能です。
カーショップや、ホームセンターでは、交換して、使用済に成ったバッテーリーを引き取ってもらえるサービスが有る様です。
バッテリーを単純に外すと、車によっては、設定データが消えてしまう場合があります
バッテリーを単純に外すと、バッテリーの電源で保持している設定データが消えてしまうので、カーナビ設定や、走行距離(トリップメーター)、ECUの設定データ等がリセットされてしまう車や機器があります。(ウインドウの開閉設定、シートのポジションデータなども、対象になる場合が有る様です)
市販されている、「メモリーバックアップ」を使えば、メモリーを消さずにバッテリーの交換が出来ます
設定データを消さないで、バッテリー交換をする方法として、「メモリーバックアップ」を使う方法が有ります。
原理は、単純で、バッテリーを交換している間は、小型のバッテリー(乾電池の場合も有ります)で給電を続けて、設定データを守ります。
なので、バッテリーの充電器、や、スターターケーブルと予備バッテリーが有れば、同じように、交換時に接続して給電を続けれれば、設定データを守れます。
※給電をシガーソケットから行うタイプも有るようです。
バッテリーには、外形サイズ、容量で、型番が付けられています
私の車のバッテリーの型番は。「80-D26-R」との表記が有りました。
意味は、「80」がバッテリーの性能(容量)、「D26」が、バッテリーの外形サイズ、「R」が、(+/ー)の端子の向きを表しています。
なので、「D26-R」の部分が合っていれば、取付は可能で、最初の「80」は、いま付いているバッテリー以上の数字を選べばよい様です。
※輸入車の場合、専用の型番が有ったり、ガス抜き用のチューブ配管が必要だったりしますので、事前確認を行って下さい。
バッテリーの交換は、簡単です。(メモリーバックアップを使った場合の順番です)
1、適合するバッテリーを購入します
上記の方法で適合するバッテリーを購入してください。最近のアイドルストップや、マイルドハイブリットの車はバッテリーを酷使するので、少し容量の大きなバッテリーを選んでも良いかも知れません。
2、メモリーを消したくない場合は、「メモリーバックアップ」を購入します
カーショップ、ホームセンター、netで購入可能です。上記の通り、バッテリー充電器を持っている方は、代用可能です。
3、バッテリーターミナルに、乾電池を入れた、「メモリーバックアップ」をつなぎます
最初に、車のキーは抜いて、全ての電装品のスイッチを切って下さい。
バッテリーターミナルのコード側に、+、ーの端子をしっかり確認して、ワニグチで接触させます(交換作業中にワニグチが外れると、設定データが消えてしまいますので、確実に掴める部分を掴んで下さい。「メモリーバックアップ」の本体と配線も、交換時に引っ掛けない位置に固定します。コードは結束バンド等で仮固定した方が、安全かも知れません。)
4、バッテリーのターミナル(ー)側を緩めバッテリーの端子から取り外します、その次に、(+)側を外します
外したターミナルは、交換作業時に邪魔にならない位置によけます。(※この時、車体の金属にターミナルが当たらない位置に避けて下さい、特に+側を接触させると、「メモリーバックアップ」内のヒューズが飛び、設定データが消えてしまいます)
5、バッテリの固定ナットを緩めます
バッテリーを車体に固定している、固定ナットを緩めてから、固定ブラケットを取り外します
6、バッテリーを交換します
結構な重さがありますので、配線などはあらかじめ、交換の導線から避けておくとスムーズに作業が進みます(※ターミナルを接触させない様に注意してください)
7、新バッテリーを固定します
ガタツキなど無いか、ブラケットを強く動かして確認します。又、バッテリーのマーキングをするなどして交換日が分かる様にしておきます。
8、新バッテリーに(+)側のターミナルをとりつけ、次に(-)側を取り付けます
バッテリーの電極は、鉛で出来ています。金属でこじると、表面が変形します。ターミナルのナットを締めると、同様に表面が変形して、接触面積を広げ、安定して大電流を通す事が目的の様です。
なので、一度ナットを締めた後にターミナル自体をこじり、鉛をなじませてから、再度ナットを増し締めすると良さそうです。
9、「メモリーバックアップ」を取り外します
まとめ
車のバッテリーは消耗品です、2~3年と言われていますが、2年毎冬になる前に交換するのがお勧めです
単純に、バッテリーを外すと、設定データが消えてしまいますが、「メモリーバックアップ」等を使い給電を続ければ、消えることなく交換できます
交換作業自体は、単純ですが、ターミナルの極性を間違えたり、端子をショートさせると、ヒューズが切れたり最悪器機の故障の可能性が有りますので、慎重に焦らず作業を行って下さい。