自転車のタイヤのバルブ(虫ゴム)を交換してみました
タイヤのバルプの虫ゴムが劣化すると、少しずつ空気が抜けてしまいます
自転車も1~2年乗っていいると、特にパンクした訳でもないのに、タイヤの空気が抜けてしまう場合が有ります。
シティサイクル(ママチャリ)のタイヤには、英式バルプと言うバルプが使われています。
このバルプの中には、虫ゴムと呼ばれる、チューブ状ので20mm程度のゴムが入っていて、このゴムが、空気弁に成っていて、タイヤの空気が抜ける方向には、空気を漏らさない構造に成っています。
ただ、1~2年経年する事により、虫ゴムが劣化し、空気弁の部分から、少量ずつ空気漏れを起こすようになります。
その度に、空気を入れていれば、走る事は可能ですが、虫ゴムを新品に交換してしまう事により、漏れは完全に止めることができます。
- タイヤのバルプの虫ゴムが劣化すると、少しずつ空気が抜けてしまいます
- 英式バルプの虫ゴム(バルプコアゴム)は100均で買えます
- まずは、バルプの劣化が空気漏れの原因か確認してみましょう
- 英式バルプの虫ゴムの交換は簡単です
- 番外編で、100均で「スーパーバルプ」が売っていましたので、紹介いたします
- まとめ
英式バルプの虫ゴム(バルプコアゴム)は100均で買えます
自転車屋さんに行かなくても、虫ゴムは、100均で買えます、値段は、40cmが3本で100円!
取説によると、1バルプで、22mmに切って使うそうなので、約タイヤ54本分です!
まずは、バルプの劣化が空気漏れの原因か確認してみましょう
図の様に、バルプが上に来るようにタイヤを回しバルプキャップを外します、コップに水を入れ、バルプ部分を水の中に浸します。
この時、バルプの部分から、泡が出ていれば、バルプの不良が空気漏れの原因です。
ごくわずかづつ漏れている場合もありますので、注意深く観察してください。
漏れのない場合な、タイヤの他の部分での漏れが原因なので、パンク修理または、チューブの交換をしてください。
英式バルプの虫ゴムの交換は簡単です
1、空気入れを用意します
一般的な、空気入れで構いませんが、最近電動式の空気入れが出てきていますので、興味のある方は試してみるのも良いかもしれません。
2、バルプキャップとバルプナットを外し、バルプを引き抜きます
空気が残っている場合は、バルプが勢い良く飛び出す事が有りますので、注意してください
3、バルプについている、古い虫ゴムを取り外します
この時、古い虫ゴムがバルブに固着していないか、十分確認してください。固着のある場合は、ドライバーで軽くこじって取るか、ウエスで良くふき取ってください。気になる場合は、パーツクリーナーを使うのも良いです。
※古い虫ゴムが残っていると、密着不良がおこり、空気漏れの原因に成ります。
4、無ゴムを、22mm程度に切って、バルブに被せてます
この時、図のくぼみも部分まで、虫ゴムの端が来る様しっかりと、被せます。
被せすぎても、バルプが入らなくなってしまいますので、程々に位置に加減してください。
5、バルプを元の位置に戻し、バルプナットを取り付けます
6、空気入れで、空気を入れます。くるぶしの硬さが、適量です
7、バルプの空気漏れの再確認を行い、終了です
番外編で、100均で「スーパーバルプ」が売っていましたので、紹介いたします
構造的には、英式バルプの虫ゴムがかぶさる部分を、ストロー状の薄肉の金属で作り、そのストローの中に円筒状のゴムが仕込まれていました。
空気を入れてチューブ内の気圧が高まると、円筒状のゴムが、バルプ上部に押し当てられて密着し、1方向弁に成るようです。
バルプの交換は、非常に簡単で、バルプを外して、スーパーバルプと交換するだけです。
確かに、うたい文句通り、空気を入れる時の力は、少なくて済みました。
耐久性は、まだ未知数ですが、安価なので、試してみるのも良いかもしれません。
まとめ
ママチャリ(シティサイクル)の英式バルプは、1~2年で虫ゴム劣化して、空気漏れが発生する場合があります。
バルブの劣化チェックは、コップと水でできます。
虫ゴムは安価で交換は簡単です(工具不要)
100均で「スーパーバルプ」を売っていました、2個で100円でしたが、空気入れ作業が楽になります。